延年舞えんねんのまい
伝統の秘舞
※お知らせ※
この度の新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般の方のご観覧をご遠慮頂く場合がございます。
何卒ご理解頂きますよう、お願い申し上げます。
延年の舞は、慈覚大師 円仁(栃木県出身・天台座主)が唐から伝えられた秘舞曲で、寺伝によると嘉祥元年(848)慈覚大師が日光山に来山された時、伝えられたものといわれており、1200年近い歴史と伝統があります。
舞は、天下泰平・国土安穏・延年長寿を願い、日光山の諸仏諸神に奉納されます。
江戸時代には日光東照宮の例大祭に先駆けて奉舞されるようになり、日光山の神仏習合の信仰を伝える大切な行事の一つとなっております。
(約15分ほどの舞)古くは比叡山・東大寺・興福寺などでも舞われていましたが、現在では、日光山輪王寺と岩手県平泉の毛越寺(もうつうじ)などに残るのみとなった、大変めずらしい行事です。